2019年11月2日から4年に1度の野球の国際大会WBSCプレミア12が開幕します。
今回のWBSCプレミア12で侍ジャパンを牽引するのは稲葉篤紀監督です。
2015年のWBSCプレミア12は3位という悔しい結果に終わってしまったため、稲葉篤紀監督は「世界1の奪還」を目標に掲げ、今日まで着々と準備を重ねてきたようです。
今回の侍ジャパンのメンバーはすでに発表されていますが、4番打者を務めるのは一体誰なのでしょうか?
WBSCプレミア12の侍ジャパンの歴代4番打者や、今回4番打者に抜擢された選手を調査しました。
WBSCプレミア12侍ジャパンの歴代4番は?
ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本 vs カナダ」
試合終了
日本 5 – 6 カナダ
1点差に追い上げるも序盤の失点が響き惜敗https://t.co/z6wgHMt4dm#侍ジャパン pic.twitter.com/YoPY9jiXN8— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) 2019年10月31日
WBSCプレミア12はまだ歴史が浅く、今回の大会が第2回目となっています。
第1回目は2015年11月から台湾と日本で開催され、現役時代に福岡ダイエーホークスや読売ジャイアンツなどで活躍していた小久保裕紀監督が侍ジャパンの指揮をとっていました。
そんな2015年のWBSCプレミア12で4番打者を務めたのは、埼玉西武ライオンズで活躍する「おかわりくん」こと中村剛也選手。
もともと小久保裕紀監督率いる侍ジャパンの歴代4番は北海道日本ハムファイターズの中田翔選手が務めていたのですが、成績の低迷を受け、2015年のWBSCプレミア12では4番に選ばれなかったようです。
中村剛也選手が侍ジャパンのメンバーに選ばれたのは2015年のWBSCプレミア12が初めてだったものの、2015年のシーズン中に37本のホームランを打つなど、実力の高さは文句なしの選手でした。
侍ジャパンはWBSCプレミア12の1次ラウンドを全勝していますが、中村剛也選手はその全ての試合で4番打者として出場しました。
しかし、1次リーグ最後のベネズエラ戦では右足太ももを負傷してしまったため、その後は横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手が中村剛也選手に代わって4番を務めることになりました。
筒香嘉智選手はWBSCプレミア12の中で派手な活躍はなかったものの、重要な場面で得点につながるプレーをするなど、陰でしっかりと活躍していたのです。
そうした筒香嘉智選手の活躍が小久保裕紀監督の目に留まり、決勝トーナメントで4番を務めることになったようです。
日本は準決勝で韓国に敗れ、3位という結果に終わっていますが、4番を務めた筒香嘉智選手は「自分の成長を感じることができた」と試合を振り返っています。
2019年のWBSCプレミア12で侍ジャパンの4番を務めるのは?
ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本 vs カナダ」の第1戦。6点ビハインドから1点差まで追い詰めるも、あと一歩及ばず5対6で敗戦。地元・沖縄県出身の嘉弥真新也投手も登板し、大歓声が送られる中で三者凡退に抑える好投を見せました。https://t.co/ZHH0nVuFDW#侍ジャパン
— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) 2019年10月31日
第2回WBSCプレミア12がもうすぐ開幕しますが、今回の大会で侍ジャパンの4番を務めるのは、広島東洋カープに所属する鈴木誠也選手です。
鈴木誠也選手は1994年8月18日生まれの25歳。
2012年のプロ野球ドラフト会議で広島東洋カープから2巡目指名を受け、同球団に入団しています。
そして、入団翌年には早くも二軍のレギュラーに定着し、2013年9月には新人にも関わらず代打で一軍デビューを果たした鈴木誠也選手。
その後も高打率をマークし、様々な公式戦で活躍していきます。
人気も成績も好調だった鈴木誠也選手ですが、2017年には右脛骨内果の剥離骨折という大きな怪我に見舞われたことも。
選手生命を脅かすほどの大怪我であり、全治3か月と診断されたようですが、鈴木誠也選手は怪我での離脱を「自分を見つめ直す期間」として前向きに捉えていたようです。
2017年のシーズン中には復帰することができなかった鈴木誠也選手ですが、2018年の開幕戦で4番打者として復帰しています。
一時は不調により登録を抹消されていたこともありましたが、すぐに一軍に復帰しており、チームをリーグ3連覇に導くなど、大怪我という苦難を乗り越える活躍を見せていました。
そんな鈴木誠也選手は今年でプロ7年目となりますが、OPSが3度目の10割超えを達成するなど、現在打者としてかなり注目を集めており、今回の大会でも主砲として期待されています。
侍ジャパンは10月31日に行われたカナダ代表との強化試合で残念ながら5-6で負けてしまっていますが、4番を務めた鈴木誠也選手はしっかりと存在感を残していたようです。
鈴木誠也選手自身、周囲からの期待の大きさは自覚しているようですが、4番にこだわっているわけではなく、チームの勝利に貢献できるように「やるべきことをやるだけ」だと、落ち着いた気持ちを保っている模様。
鈴木誠也選手のこうした意識の高さや豊富な練習量は他の侍ジャパンのメンバーにも好影響を与えているようで、コーチからも厚い信頼を得ているといいます。
まとめ
吉田正尚選手コメント
4回裏タイムリー二塁打
「チャンスだったので、積極的に行こうと思いました。強く良いスイングが出来ました」https://t.co/z6wgHMt4dm#侍ジャパン pic.twitter.com/iTBQe3M9rL— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) 2019年10月31日
今年で第2回目となるWBSCプレミア12。
侍ジャパンの歴代4番は中村剛也選手と筒香嘉智選手が務めていたようです。
第2回大会は2019年11月2日から開幕しますが、今回の4番は鈴木誠也選手が務めることになりました。
鈴木誠也選手は打者として高い実力を見せつけており、主砲としても高評価されています。
そんな鈴木誠也選手が4番を務めるということで、野球ファンからは今回の大会での侍ジャパンの優勝を期待する声が高まっています。
鈴木誠也選手を始め、侍ジャパンの活躍を応援しておきましょう。
コメントを残す