2019年の衆議院選挙にて「れいわ新撰組」から初当選を果たしたふなごやすひこさん。
筋肉が萎縮する難病「ALS」を患っているふなごやすひこさんですが、実はとある会社の副社長を勤めておられます。
ふなごしやすひこさんが勤めている会社、アースとはどんな会社なのでしょうか。
株式会社アースの事業内容や、副社長として勤めているふなごやすひこさんはどんな仕事をされているのか調査してみました!
ふなごしやすひこってどんな人?
まずふなごやすひこさんのプロフィールを簡単にご紹介します。
生年月日:1957年10月4日
大学卒業後にミュージシャンを目指すも挫折。
28歳の時に結婚され、子供を授かる。
1999年(41歳)、急に歯ブラシや箸、ペンなどが持てなくなったそうです。
そして翌年2000年にALSと診断されました。
2002年には人口呼吸器や胃瘻と呼ばれる胃に直接食事を流し込む機械を設置。
2008年にはかろうじて動いていた左手中指も麻痺してしまい、全身麻痺となっていまいました。
30年近くALSを患っているんですね。
ALSとは徐々に筋肉が委縮していく難病で、筋力低下が主な特徴の病気です。
2012年、株式会社アースという会社で副社長に就任しました。
難病を抱えながらも、2019年の衆議院選挙では「れいわ新撰組」という山本太郎さんの所属する党から無事衆議院の政治家になりました。
株式会社アースってどんな会社?
そんなふなごやすひこさんが前職まで働いていた株式会社アースとはどのような会社なのでしょうか。
株式会社アースは平成21年に設立された介護事業を行っている会社です。
事業内容は訪問看護、サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス、居宅介護支援(ケアマネ)などを提供しています。
ふなごやすひこさんのように重度身体障害者の方も利用する施設やサービスの運営ということですね。
人工呼吸器をつけていたり、寝たきりの方でも、自宅まで看護師や理学療法士、作業療法士が来て、サービスを受けられたり、そういった介護サービスの調整を行うのが各事業所の仕事となります。
主に高齢者向けの事業が中心となっているようです。
平日と土曜日は動いてますが、日・祝と年末年始はお休み。
会社自体は千葉県にありますので、対象エリアは千葉県内になりますね。
8か所に事業を展開しているようです。
利用時間は9時~17時までですので、夜間の訪問介護等は行っていないようですね。
詳しい事業内容や訪問介護の種類などは公式HPを確認してみてください。
ただし千葉県内のみですので、県外の方は利用できませんので、ご注意くださいね。
アース副社長ふなごやすひこさんの仕事内容は?
介護事業を展開している株式会社アースですが、ふなごやすひこさんはこの会社の副社長に2012年から務めていました。
2019年衆議院選選挙に当選し、政治家になりましたので、今は二足の草鞋の可能性が高いです。
重度身体障害者であるふなごやすひこさんは株式会社アースでは副社長という立場ですが、どのような仕事をされていたのでしょうか。
調べてみましたが、詳しいお仕事の内容はわかりませんでした。
ただ、通常副社長という立場であれば経営に関わっていると考えられるので、ふなごやすひこさんも、ご自身の経験や立場から介護事業の在り方を作り上げているものと思われます。
そういった立場において、これまで執筆活動や講演活動も行っておられます。
執筆活動では、書籍を2冊ほど出版されています。
内容はALSを患った後のことをつづっているようで、この本は株式会社アースの代表取締役佐塚みさ子さんもおすすめしている本のようです。
また、ふなごさんは、「ピアサポート」に生きがいを見つけられたそうです。
ピアサポートとは「同じような立場の人によるサポート」という意味だそうです。
株式会社アースはふなごやすひこさんのように重度身体障害者の方も利用されています。
ふなごやすひこさんは障害者という立場ですが、同じALSを患っている人のために障害のサポートをされているようです。
このピアサポートを強みとして副社長の業務に従事していることは、ふなごやすひこさんだからこそできることですね。
同じ立場ですので、気持ちもわかりますし、なにを欲しているのかも理解しやすいはずです。
仕事以外にも短歌を読んだりギターを弾いたりもしているそうです。
とても充実した日々を送っていたんですね。
まとめ
ふなごやすひこさんはALSという筋肉が萎縮する難病を抱えています。
会社員として株式会社アースでも働いていましたし、体が動きづらいながらもギターリストとしても活動していました。
この度衆議院の政治家になりましたが、どのように国会が動いているのかも注目が集まっています。
障害を持った人ならでは目線でどのように国会が動くのでしょうか。
ふなごやすひこさんの今後の活動に注目が集まりますね。
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