『ミイラ取りがミイラになるx黒いガムテープ』どういう意味だったの?黒幕との関連性は?

9月8日に最終回を迎えた「あなたの番です 反撃編」

ついに最終回を迎えましたが、ドラマ最終回直前、日本テレビ系列のバラエティー番組や情報番組では最終回についていろいろと議論がなされていました。

ZIP!では「黒いガムテープ」

スッキリでは「ミイラ取りがミイラになる」というヒントなどがありましたが、実際の最終回ではどこの部分で使われたのでしょうか?

これらのヒントをもとに考察してみましょう!

ネタバレを大いに含んでいますんで、未視聴の方はご注意ください。

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ミイラ取りがミイラになる、はどーやんのこと?

スッキリのほうで明かされていた「ミイラ取りがミイラになる」

これは「説得に行ったものがかえって説得されてしまい、先方と同じ意見になってしまう」という意味ですね。

ドラマ内では横浜流星さん演じる二階堂(どーやん)と田中圭さん演じる翔太はマンション内で起こる連続殺人事件の犯人を突き止めようと動いていました。

その最中、どーやんは仲間だった翔太を気絶させ、西野七瀬さん演じる黒島ちゃんとともに黒いガムテープで手を巻き、ベッドに寝かせていました。

そこでどーやんは翔太の妻、奈菜が殺害されたときに犯人が問うた問題を翔太に突きつけます。

「キリンさんを選べば手塚さんが、ゾウさんを選べば黒島さんが死にます」と問います。

すると黒島ちゃんは「私を殺してください!」と叫びます。

その言葉に翔太は同じように黒いガムテープで縛られている黒島ちゃんに点滴をぶつけようとしますが、黒島ちゃんはそれを回避。

そして、笑いながら彼女は言います。

「すみません、二階堂さんには無理でしたね」

その言葉に確信を持った翔太は黒島ちゃんが犯人だと完全に断定しました。

本来であれば犯人を見つけ、捕まえる側にいるはずのどーやんがなぜ黒島ちゃん側に回っていたのか謎ですよね。

実は黒島ちゃんは以前から殺人衝動があり、それを抑え込むために恋愛をして恋人を作るもその彼氏にDVされる日々が続いていたそうです。

そろそろその彼氏を殺そうと思っていた矢先にマンション内での交換殺人ゲームが始まり、試しに彼氏の名前を書いたら誰かが殺してくれた。

だから次は自分の番だと思い、赤池夫妻を殺すことから始めたんです。

赤池幸子を殺さなかった理由は「もうすぐ死ぬ老人を殺すなんてひどくないですか?」といもの。

黒島ちゃんの殺人衝動も、一連の事件のことを知っていてなお、どーやんがとめなかったのなぜなのでしょうか?

それはどーやんがいつしか黒島ちゃんに好意を抱いてしまったからなんです!

好きになった相手が殺人衝動を併せ持ち、挙句自分にまでそれをやってほしいと頼み込んでくれば、普通なら断りますよね。

けど、どーやんにとって黒島ちゃんは初めて好きになった人だったんです。

初めての恋。

どーやんは何度も止めようとしたそうですが、「誰かに殺されたい」と願う一方で殺人衝動が抑えられない黒島ちゃんを見てることしかできず、ついに手を貸してしまったのです。

これは見事に「ミイラ取りがミイラになる」といった状況ですね。

殺人を辞めるために説得に行ったはずなのに、自分が好きならできるよね、と唆し、共犯に巻き込む。

「ミイラ取りがミイラになる」という意味がそのまま反映された形になりました。

かくしてスッキリで出されていたヒント「ミイラ取りがミイラになる」はどーやんのことを指しているということになります。

黒いガムテープで縛っていた意味は?

ドラマの最後に赤池幸子が何者かに黒いガムテープで手首を巻かれ、屋上の淵に座らせられるというシーンがありました。

あの黒いガムテープは本来は黒島ちゃんの物だといわれています。

しかし黒島ちゃんは犯行を自供後、翔太を殺そうとしましたが逆に翔太につかまり、そのまま警察へと連行されました。

なので彼女に最後のシーンの犯行は不可能ということになります。

そしてここで明かされた衝撃の事実がまたありました!

なんと赤池幸子は実は黒島ちゃんの祖母だったのです!

祖母といっても血のつながりはありません。

赤池幸子の夫が他所で作ってきた子供、ということで隠し子的な立場にありますね。

そして赤池幸子は黒島佐和の性格を知っており、一連の連続殺人事件に関与していることも知っていました。

そのことを刑事の水城に問い詰められるもなんともない顔をしていました。

そしてその晩、赤池幸子が乗っていた車いすが翔太の部屋の前に突如現れたのです。

誰も乗っていない車いすにはクレヨンで「あなたの番です」とだけ書かれた紙が貼っており、持ち主の赤池幸子は屋上にて手首を黒いガムテープで縛られ、そのまま落下しました。


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誰が赤池幸子を殺したか?

あの黒いガムテープを知っているのはどーやん、翔太、黒島ちゃんだけです。

単純に消去法で行けばどーやんが犯人である説が濃厚です。

翔太に赤池幸子を殺す動機がありませんし、赤池幸子と黒島ちゃんの関係に気づいていないかと思われます。

そうなると黒島ちゃんの意思を継いでどーやんが犯人である説が濃厚な気がしませんか?

「ミイラ取りがミイラになる」という言葉が本当にどーやんを指すのであれば、最後の黒いガムテープで縛り、屋上から落下させた、というのも納得いきそうです。

殺す動機はどーやんにもありませんが、黒島ちゃんは殺人衝動が抑えられないだけで同じく動機はないのかと思われます。

で、あれば、ミイラ取りがミイラになる、という考えで行けばどーやん犯人説が濃厚ですね。

なんだか壮大な物語になってきました。

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ミイラ取りがミイラになる、黒いガムテープのヒントとしての重要性

「ミイラ取りがミイラになる」「黒いガムテープ」

この2つは最終回で見事に使われましたね。

黒いガムテープは翔太、赤池幸子、黒島ちゃんを縛るときに使われたもの。

ミイラ取りがミイラになる、は黒島佐和に惚れたどーやんが殺人をほう助をして、最後まで黒島ちゃんを庇い、最後の赤池幸子殺しも黒島ちゃんの代わりに成し遂げた。

そう考えると辻褄があいますね!

ただ、翔太は殺されかけ、挙句最愛の妻を殺されています。

そのことを知っている、なおかつ手を貸していると思われるどーやんと、最後に鍋を一緒に食べる、というのはちょっと理解しがたいです。

黒いガムテープの謎とミイラ取りがミイラになる、がどーやんを指すのであれば、納得はできますが、なんとなく腑に落ちませんね。

いろいろと考察がネット上で議論されていますが、どれが正解かはわかりません。

上記の考察は最も多く考察されたものですので、もちろんこれ以外にも考察はあります。

ほかにどんな考察があったのか気になった方はTwitterなどで探してみてください!

どーやん犯人説以外にも、水城が赤池幸子を問い詰めているときに後ろに江藤がいましたね。

そのため、黒島ちゃんがマンション内の何人かを殺害したことを水城と赤池幸子の会話で知り、最後の最後に赤池幸子を屋上から落とそうと黒いガムテープで手を縛り上げた、と考察されている人もいます。

さらに、車いすに貼ってあった「あなたの番です」という言葉を書いたのは、そらくんではないかという声も上がっています。

ドラマ内で、そらくんが書いた文字と最終回の「あなたの番です」に書かれた文字が酷似しているそうなんです。

一見物語に関与していないと思っていた子供が関与していた、と思うとゾッとしますね。


いろいろと謎が残ったまま終わってしまいましたね。

Huluで続編?も配信予定のようですので、モヤモヤが残っている人はそちらも見てみると考察につながるかもしれませんね!

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まとめ

「あなたの番です 反撃編」の考察、いかがでしたか?

ミイラ取りがミイラになる、黒いガムテープ。

最終回できっちりと出てきましたね。

この2つは犯人の黒島ちゃんと彼女を守ろうとして結果的に同じ道を歩んでしまったどーやんを指しているものだと思われます。

いろいろと、ん?と思う部分は残ってしまいましたが、おおむね解決したのではないでしょうか。

まだまだ謎が残っている物語ですが、あらたに見返してみたりすると新しい発見に気づくかもしれませんね。

ミイラ取りがミイラになる、黒いガムテープの謎はぜひいろいろな考察を見て考えてみてください!

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