囲碁界では最年少のプロである仲邑菫初段が大きな話題を集めていました。
そんな仲邑菫が、プロ棋士となり2戦目対戦で見事初勝利をしたということで喜ばしいニュースが大きく取り沙汰されました。
現在10歳で小学校5年生の女の子ですが、プロ初勝利ということでどのくらい報酬をもらえたのか気になりますね。
今回は仲邑菫初段のプロ初勝利について、気になることを詳しく追求していきたいと思います。
仲邑菫初段プロ初勝利の報酬はいくら?
まずプロ棋士は、固定給と変動給の二つが年収になるそうです。
固定給の場合、段によって金額が決まっており、棋士の成績によって1年の給料も変動してくるそうです。
そして変動給は、対局をした際の結果で賞金対局料と決まっています。
タイトルに応じて毎月数万円から十数万円の基本給が支払われているようで、対局料は1局10万円から約100万円となっています。
タイトル保持者は、年間の収入が多くなっているようですよ。
仲邑菫の場合は、まだプロになったばかりで、2戦目ということで、 収入自体は少ないと思われます。
しかし対戦をすると、その結果に関係なく対局料をもらうことができます。
仲邑菫は今回、対局で初勝利をしたということで、3万円から5万円の報酬があったのではないかと予想できます。
これからどんどん対局をしていき、どんどん活躍していくことで仲邑菫の段位も上がっていくと思います。
そうなると報酬も当然上がってくるということになりますね。
【仲邑菫初段がプロ初勝利 史上最年少10歳4カ月 囲碁】
史上最年少でプロ入りした囲碁棋士の仲邑菫初段(10)が、第23期ドコモ杯女流棋聖戦予選で田中智恵子四段(67)に勝ち、公式戦2戦目でプロ初勝利。10歳4カ月での達成で、従来の記録を大きく更新しました。
詳しくは⇒https://t.co/gzmnIfivz6 pic.twitter.com/Wsfyp9ZCAi
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) 2019年7月8日
英才枠って何?
仲邑菫は2019年4月からプロ棋士として、プロ入りを果たしていますが、「英才特別採用」でプロ棋士になっています。
囲碁界には「英才特別採用推薦棋士制度」というものがあります。
これはこれから囲碁界を発展させていくために、能力を持っている子供の英才教育を組織で行うというものです。
現在では中国や韓国が世界の2強を形成していると言われていますが、中国や韓国に対抗できるプロ棋士になってもらい、活躍できるように教育をしていくというような意味合いです。
仲邑菫はアマチュア時代から大人顔負けの強さを発揮していました。
英才特別採用推薦騎士制度には採用基準が存在し、候補者の実績と将来性の評価、そして日本棋院の現役7大タイトル保持者・ナショナルチーム監督とコーチ2/3以上の賛成により常務理事会で決定をするという基準です。
そして原則として小学生のみとされています。
この特別採用推薦棋士制度によって、仲邑菫はプロ入りを果たしたのです。
仲邑菫が最年少記録って本当?
現在仲邑菫は十歳で小学校5年生になったばかりの女の子です。
2019年4月1日からプロデビューを果たしていますが、なんと10歳のプロデビューは史上最年少なのだそうですよ。
そして2019年7月8日に大阪市の日本棋院関西総本部で公式戦第2戦が行われ、田中智恵子四段を破って公式戦で初勝利を納めました。
10歳4ヶ月という年齢での初勝利は、最年少記録にもなりました。
#囲碁 の #仲邑菫 初段が8日、史上最年少の10歳4カ月で公式戦初勝利を挙げました(撮影・上所啓二)https://t.co/gWFeufZTuQ pic.twitter.com/bnd1Jjcvvd
— 共同通信写真部 (@kyodo_photo) 2019年7月8日
これまでの記録は藤沢里菜女流三冠(20)が所持していた最年少勝利記録11歳8ヶ月を更新したのだそうです。
9年ぶりに更新したということで、現在の最年少勝利記録は仲邑菫の10歳4ヶ月になりました。
次回は8月5日にキムヒョンジュン四段と本戦トーナメント入りをかけて対戦する予定です。
最年少でプロ初勝利をした仲邑菫、これからどんな記録を残していくのかとっても楽しみですね。
まとめ
今回のプロ2戦目の対局で初めての勝利を収めた仲邑菫。
プロデビュー史上最年少、プロ初勝利最年少記録を更新するなど、プロデビューをしてから早速結果も残されています。
とっても負けず嫌いな性格であると言われている仲邑菫。
これからもたくさんのプロ棋士と対局して行くと思いますが、どんどん記録を更新したり結果を残されたりするのではないかと思います。
まだ10歳ということで、プロ棋士生活は長く続けられると思いますが、 これからの活躍がとっても楽しみですね。
コメントを残す