2018年10月26日に公開された「旅猫リポート」という映画をご存知ですか?
原作は有川浩さんが書かれた小説で、とある事情で飼い猫のナナを手放すことなったサトルはナナを連れてナナを引き取ってくれる人を探す、という物語です。
この映画の中で、猫のナナ役を務めた「トム」という猫の演技力がすごすぎると話題なんです!
どれだけすごいのか演技指導について調査してみました。
旅猫リポートのナナの演技への評価
旅猫リポートで重要なカギを握るのがサトルの飼い猫のナナという猫です。
ナナは人語を理解することができる猫で、サトルの良き相棒でもあります。
前足でケージの鍵を開けてしまうほど頭もよく、元は野良だった猫です。
名前の由来は尻尾の形が鍵のような形をしており、それが数字に「7」に見えることからこの名前が付けられました。
そんなナナですが、演技力が凄すぎると話題なんです!
どんな場面の演技が凄いのでしょうか?
2018年に実際に映画を見に行った人たちの感想を元に見てみましょう。
何年振りかな?旦那と映画🎦見てきました。
始めから涙涙で…。#福士蒼汰 さんの優しい笑顔と涙、ナナ🐈の演技?に感動でした😂
うちに帰って玄関のドアを開けるとカレン😸がお出迎え。やっぱ、動物を飼っていて良かったと思わせてくれた映画でした。#旅猫リポート pic.twitter.com/9ESrgGCTpZ— AKKO (@2hD2mrWhL1oFJu5) November 4, 2018
映画試写会「旅猫リポート」。
有川浩原作は最号泣小説だったが、映画は最多感涙。
主人公福士蒼汰の感謝の気持ち、猫高畑充希の可愛らしさ、心優しい友人たち、旅先の街並みの雰囲気…イチイチ素晴らしい。
ナナの眼ぢからと役者たちの泣き演技に、ネコバカでなくても、涙腺破壊されるでしょう!— 旅するランナー (@tabirun) September 7, 2018
現在公開中の映画「旅猫リポート」。
先日、「にゃんだらけ Vol.6」で主演猫のナナが所属する「ZOO動物プロ」の北村まゆみさんに、タレント猫ちゃんのトレーニングについて貴重なお話を伺いました!気ままなはずの猫が素晴らしい表情、演技をするんですよ…!
あたたかい感動をぜひ全国の映画館で☆ https://t.co/fwLK3SxzoR— 猫体質@C96 4日目南地区サ01b (@neko_taisitu) November 4, 2018
ここがすごい!という場面は特にないそうですね。
実際に映画を見た人たちはナナの演技がすごい、という感想がとても多いです。
目力が強いという感想もありますね。
猫という一見きままに暮らしているはずなのにしっかりと演技をされていて、観客を魅了してくれていったのは脱帽です。
映画を見た人は軒並み号泣すると感想されていることから、かなり泣ける映画であることもうかがえます。
ナナの演技がどんなものだったのかは実際に映画を見たほうが早いかもしれませんね。
旅猫リポートのナナの演技指導はだれがどうやってしたのか
では、実際に旅猫リポートの中でナナの演技指導をしたのは誰なのでしょうか?
ナナは普通の猫ではなく、動物専門のプロダクションに入った立派なタレント猫なんです!
そんな旅猫リポート内でナナの演技指導をしてくださったのは「ZOO動物プロ」の北村まゆみさんです。
北村まゆみさんによると猫と一緒に暮らしている間は「猫ファースト」で考えるべきなんだそうです。
たとえば猫が障子を破ってしまったけどどうしたらいいのか、ということに対しては破れない障子に張り替える、という風に人間の方が猫に合わせて暮らしていくということなんです。
他にもある程度大きくなってからお風呂や爪切りなどをすると猫は驚いて嫌がったり、興奮したりします。
ですので子猫の時から慣らしていくことが重要だとも言っています。
猫自体触られることを嫌う生き物らしく、とくに爪などの先端部分を触られるのは嫌がる傾向にあるようです。
そのため子猫の時からある程度爪を触る習慣、お風呂に入れておく習慣などをつけておくと大人になっても嫌がることは少ないそうです。
ナナを演じたトムという猫は2014年生まれで2019年で5歳になる雄猫なんです。
映画のナナは雌猫ですが、演じたトムは雄猫だったんですね。
トムは小さいころからスター猫として育ってきたおかげか、普通なら初対面の場所などに戸惑う場面でもそつなくこなしてくれる猫なんです。
難しい撮影シーンもなんなくこなしてくれちゃう天才猫なんですよ!
性格はクールな様で、共演した福士蒼汰さんも背中を撫でた際に微妙な反応だったらしく、自分なりの好みを持っている猫だとコメントされています。
元がクールな性格なのかもしれませんね。
演技指導を小さいころから受けていたからなのか、初めての場所でも物応じないのはさすがですね。
旅猫リポートに限らず、動物指導というもは人間の指導と違って難しいことばかりです。
言葉が通じない分、動物側の気持ちになったり、動物優先で行動しなければいけません。
ナナが絶賛される演技をできたのはこの“猫ファースト”があったからかもしれませんね。
旅猫リポート原作のナナはどんな猫?
原作旅猫リポートに出てくるナナは元は野良で、交通事故にあってしまい、右足を折ってしまいました。
その時ナナを助けてくれたのがサトルで、それ以来ナナはサトルの良き相棒になっていったのです。
5年以上サトルと共に住んでいる、という設定なんです。
ナナは原作内では人間嫌いでしたが、サトルに助けられてからはサトルの猫であることにこだわりをもっているんです。
サトル以外に飼われる気のないナナは自分を引き取ってくれる人を探し回るサトルと共に旅を続けていきます。
映画でもそういった律儀な部分は映し出されていることでしょう。
気ままな猫という設定では難しい部分が多いですが、ナナを演じたトムは元がクールな猫です。
ナナのもつサトルへの特別な感情も見事に演じきってくれています。
ただ演技するだけではなく、ナナの心情の場面は女優の高畑充希さんが声をあててくれています。
猫物語らしく、猫の心情にまでスポットライトを当ててくれている作品なんです。
トムの演技と高畑充希さんの声が絶妙なバランスを持って、映画の中でいい味を出してくれているんです!
どうしてサトルはナナを手放すことになったのか、最後の最後に感動の物語が待っています。
猫の演技ってどんなもの?と思ってみてみるとやられてしまうかもしれませんね。
原作を読んでいればなおの事ナナの心情や演技が響いてくるかもしれません。
まとめ
旅猫リポートは2018年10月に公開された映画です。
そして2019年8月9日に日本テレビ系列の金曜ロードショーにてテレビ特別編を交えて放送されることが決定しました!
映画を見にいった方でも楽しめるようになっています。
ぜひ原作未読、映画未視聴の方は一度は見てみてください!
旅猫リポートのナナがどんな演技をするのか、一度はご覧ください。
猫好き、ペット好きの方だけではなく、幅広い世代にも見てもらいたい作品ですね。
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